花・Ｈｅａｌｉｎｇ

先日、ご注文を頂いておつくりしたブーケです。

「８８歳になるお母さんのお祝いをするのだけれど、手にお花を持たせてあげたい、
　少し認知症があって、憶えていないかもしれないけれど、
　お花を手にした瞬間だけでも、喜んでくれたら・・・」

ご依頼主の方から、そんなお話を伺っていました。

お孫さん達も集まって、みんなでお食事をされるのかな。
お食事の間、お花をテーブルの上に置いても、お花が傷まないように、
そして、お花の顔がよく見えるように、フラワーアシストを使いました。

フラワーハートセラピーでは、ピンクは優しさと幸せの色、
黄色は、好奇心を高め、元気を引き出してくれる色です。
陽の気があるバラには、エネルギーを補充し、免疫力を高めてくれる効果があります。
そして、紅花は胃腸の働きを高めてくれ、体の内側から元気を生みだす力を
持っています。

８８歳になられるおばあちゃんに、「ますますお元気でお過ごしください。」という
ご家族の思いを込めて、ブーケをおつくりしました。

後日、ご依頼主さまから、こんなお話を伺うことができました。
４歳や５歳くらいのお孫さん達が、ブーケをとても気に入ってくれて、
「私がおばあちゃんにお花をあげたい。」と、みんなが順番に持ってくれたそうです。

８８歳のおばあちゃんからすると、ひ孫さん達になるのかな。
おばあちゃんは、このブーケを何回も何回も受け取ったのでしょうか。笑

小さな子供さん達の明るい声が聞こえてくるようです。
そして、おばあちゃんのやさしい笑顔が目に浮かぶようです。
おぱあちゃんを囲んで、ご家族みなさまで楽しい時間を過ごされたことでしょう。

すてきなお話を聞かせてくださって、ありがとうございました。